GODIEGO 2010秋 コンサート

今回は、1979年に発売されたアルバム『OUR　DECADE』からの曲が多かったのだが、このアルバムが30年以上も前に創られたことに驚くと同時に、改めて彼らの非凡さを実感しました。演奏も相変わらずパワフル且つ繊細で、味わい深かったです。どこまで行くんだ！？　ゴダイゴって感じでした。とにかく今回も、ツボでした、ツボ！ やっぱり凄いよ、ゴダイゴって。

OUR DECADE

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Colombia Music Entertainment =music=
• 発売日: 2008/03/19
• メディア: CD

 

 

 

いきなり、モンキーマジックで始まった時は、(え？！　じゃあ、アンコール曲は何なの？)　と、余計なことを考えてしまったが、そんな心配は御無用でした。 最初の曲から、会場はスタンディングで乗りのり。今から飛ばしたら、後が持たない～、と思いつつも、自分もノリノリ(笑)。

3曲演奏が終わったところで、タケが話し始めたのでお客さんたちが座ろうとすると、「まだ、座らない方がいいよ。走るからね！」と、元気いっぱい、嬉しい言葉。ええ！？　そうなの？　それなら付いていく！　と、こちらもさらにアドレナリン放出(笑)。まだ、始まったばかりなのにね。

さて、この「OUR　DECADE」というアルバム。私もゴダイゴの作品の中で、1、2を争う程に、好きなアルバムなのだが、スティーヴ・フォックスが「自分としても、技術的に上手くなって、このアルバムが一番好きだ」と語っていた。

当時、私も何度も聴いていた記憶があります。しかし、あれだけ完成度の高い作品を、既に30年前に創ってしまっていたんだよね。 不思議なことに、いま聴いてもまったく違和感がないんです。むしろ、時代がやっと彼らに追いついた、とさえ感じてしまいました。

タケのアコースティクギターだけでの「SPRINTER LIFTBACK」の弾き語りは響いたなぁ。エレキとは違う、しっとりとした雰囲気が、またタケらしい。



「Where'll We Go From Now」という曲、なんだか今の日本を表している様で、考えさせられてしまいます。ああ、日本はこれからどこに向かうんでしょうね・・・。

 
ゴダイゴが４年前に活動を再開したのは、神戸に住むスティーヴが、阪神淡路大震災から10年経ち、神戸の為に何かできないか、という呼びかけがきっかけだったそうだ。

当時、「ポートピア」を聴いた時、まさか自分がここまで神戸と関わることになるとは思いもしてなかったです。私にとっての神戸とは、どんな所だろう、海と山のある素敵な街なんだろうな、行ってみたい、と憧れの街だったのを思い出しました。あの頃から神戸と縁がある人間なんだわ、と勝手に思い込む(笑)。



↓　時代を感じますね。NECってこんな物を作っていたんだ(笑)。

アンコールは、「威風堂々」。昨日の演奏は、いつになく迫力があり、こちらに響くものがありました。ぐいぐい引き込まれて、演奏が終わった後は、少々放心状態。このまま、余韻を耳に残しておきたい！！　と強く感じたのでした。



何処から沸いてくるんだろう、あのエネルギーは。彼らはいくつになっても、カッコいい。 

　　

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コメント 7

ポートピア♪　なんと懐かしい～
いち地方の博覧会だっけど、もの凄く盛り上がったイベント
でした！ゴダイゴ、新鮮でセンセーショナルな登場でしたね＾＾
by 木鶏 (2010-11-21 16:04) 

スティーヴ・フォックス、いい男ですよね。
by こうちゃん (2010-11-21 16:17) 

映像、若い～♪
ポートピアは、行かなかったけど、神戸は何度か足を運びましたよ。
by ケンケン (2010-11-21 21:28) 

やっぱりライブ（コンサート）は良いですよね～
コンサート用のアレンジもあったりして。
＞このまま、余韻を耳に残しておきたい！！
私もいつもそう思います！

ポ～ト～ピア～ 懐かしい！！
中学の頃でしたが、あの歌声も何度も何度も聴きました。
今でも「ポートピア」って聞くと、あの歌を口ずさんじゃいます。

by ＩＣＫＷ１９６７ (2010-11-22 13:01) 

そういえば、ポートピアに行きました。
by 袋田の住職 (2010-11-22 14:06) 

モンキーマジックｗ懐かしいｗ
by ふじかわ (2010-11-22 15:21) 

最高でしたよねッ！
by あき (2010-11-23 01:22)