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福島原発派遣の東京消防庁隊長のことば。 [時事ネタ]

東京消防庁ハイパーレスキュー隊長、そして隊員たちの懸命の任務遂行に、感銘を受けました。
その勇気ある行動を、ここに残しておきます。 隊員のみなさん、ありがとう。

■ 「被ばく線量最大、自分でいい」=難航、緊迫…-福島原発派遣の東京消防庁隊長
(時事ドットコム 2011/03/24-18:10)

 「被ばく線量の最大値が自分でよかった」。福島第1原発3号機への放水に参加した東京消防庁第3方面本部消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)の石井泰弘部隊長(47)が24日、時事通信の取材に応じ、緊迫した作業を語った。
 
 石井隊長は18日午後5時すぎ、周囲の放射線量を測定できる「特殊災害対策車」に乗り込み、先陣を切って敷地へ入った。放射線量の高い区域を調べ、放水車などの配置を決めるためだ。しかし、作業は難航した。水を吸い上げる予定の岸壁は崩壊し、別の地点からホースを伸ばす経路では、津波で横滑りした巨大タンクが行く手を遮る。隊員が屋外に出て、人力でホースを運ぶ方法も強いられた。
 
 石井隊長らはホース運搬部隊の被ばく線量を測定。隊員は胸に線量計を着用しているが、作業中は確認する余裕がない。「自分の被ばく線量が彼らとイコールになるよう常に付き添った」。息苦しいマスク越しに大声を出し、必死で数値を伝えた。
 
 「水が出たぞ」。無線機から一報が聞こえた。「その瞬間、『やった』という達成感があった。みんな同じ気持ちだったと思う」。全隊員の脱出を確認し、最後に敷地を出た。
 胸の線量計は、全隊員のうち最も高い「27ミリシーベルト」を示した。しかし、石井隊長は「自分でよかった」とほっとした。「自分の被ばく線量が最大ならば、隊員は自分より安全。それが我々のやり方だ」と話す。
 敷地への進入前、石井隊長は部下に問い掛けた。「かなり困難な活動になるが、いいのか」-。「やります」。弱音を吐いた隊員はいなかった。
 
 「素晴らしい隊員を持ち、誇りに思う。一人一人が日本のために頑張らなくては。命令があれば、また行く」。部隊は東京・渋谷の本部に戻った今も、次の派遣に備えて機材の整備を続ける。

私は、あなたたちを誇りに思います。最前線で復旧作業されている皆さん、どうか気をつけて。

日本は過去にも、幾多の困難も乗り越えてきました。先人たちに習い、日本人の勤勉で忍耐強さ、そして、知恵と工夫で、この難局も乗り越えねば。


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ふじかわ

私は、私なりにやることにしましたw
by ふじかわ (2011-03-29 20:44) 

サァファイヤ

☆ふじかわさん
そうですね。やれることをやっていきましょう。
by サァファイヤ (2011-04-01 21:13) 

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