キリンビール工場見学~その2~ [仕事・日常]
2日に書いた、ビール会社の工場見学について、書き足らないところがあったので、もう少し付け加えておく。
見学した工場は、キリンビール横浜工場で、京浜急行「生麦」駅より徒歩5分ぐらいの所である。
敷地内には、研究所や工場、バーベキューのできるレストランなどが建ち並んでいる。
レストラン(ビア・ポート)も一般の方たちが、利用できるそうだ。夏は野外でバーベキューをしながら、できたての生ビールが飲める。きっとビール好きにはたまらないだろう。これは夏季限定。
工場とレストランの間には、芝生の広場があり、こちらも開放されるらしい。ゴールデンウィークには、家族連れで賑わうようだ。いまどき芝生の上で遊べるというのも、子どもにも大人にも、貴重な体験である。
さて、ビール工場を見学したので、ビールができる過程について簡単に書いておこう。
- 麦芽から麦汁をつくる
- ホップを加えて、ビールの香りと苦味を引き出す
- 麦汁に酵母を加え、低温発酵。これを『若ビール』という
- 若ビールを1ヶ月から1ヶ月半低温貯蔵
- 熟成されたビールから、酵母やタンパク質をろ過しビールの完成。
できあがったビールは、検査に合格した瓶や樽、そして缶に詰められ出荷されていく。実際に見た光景は、大きなタンクやグルグルと高速で移動するビンや樽のライン。間近で見ると迫力がある。
関東地区で飲まれるほとんどのキリンビール、発泡酒は、この工場で造られている。この工場の製造能力は、約3000kl/日、大瓶に換算して約470万本にもなる(Beer Villageパンフより)。
一般に、日本のレストランや居酒屋で言われる「生ビール」とは、熱処理をしていないビールのことだそうだ。だから、瓶でも缶でも熱処理をされていなければ、「生ビール」ということになる。「生ビール」は樽からジョッキに注がれたもの、と思いがちであるが、実は「生ビール」と「ラガービール」の違いは、熟成後のビールに熱処理をするか、しないかということ。ラガーとは、『熟成』という意味だそうだ。
わたしはビール飲みではないが、この『キリン横浜ビアビレッジ』は、工場見学はもちろんのこと、自然やレストランでの食事も楽しめるちょっとした憩いの場である。ご近所の方は、出かけられてみては?
【お問い合わせ・予約】
- 受付時間 午前10時から午後5時まで(月曜日・年末年始を除く)
- ブルワリーツアー TEL 045-503-8250
- レストラン ビアポート TEL 045-506-3013
- 住所 横浜市鶴見区生麦1-17-1 キリンビール㈱横浜工場
- http://www.kirin.co.jp/bvyokohama
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