奮起せよ、神戸製鋼。

きょうも、ラグビーの話題です。
トップリーグが終わり、マイクロソフトカップ(MSC)の組み合わせが決まった。

http://www.rugby-japan.jp/national/dome/2004/id1131.html

神戸製鋼の第1回戦の相手は、昨年度MSC覇者のNEC。神戸製鋼は、トップリーグではNECに負けている。このMSCは、トーナメント方式で、一発勝負。負けたら後が無い。神戸製鋼は、もう負けるわけには行かないのだ。
　トップリーグで神戸製鋼が不甲斐ない結果であったことは、既に書いた。これから始まるMSCで、どうチームの『雰囲気』を変えることができるか。勝負は、ここに掛かっている。当然といえば、当然だが、チームに一体感がなければ、いいプレイもいいゲームも出来るわけがない。
　NECは、昨年のトップリーグ6位だったが、このMSCでは、見事に優勝を果たし“ミラクル6”と言われた。MSCでの彼らの集中力は、凄まじいものであった。どうやら、NECのSO、ヤコ･ファン・デル・ベェスト・ハイゼンは怪我で、出場できないかもしれないそうだ。神戸よ、チャンスだ。

　神戸製鋼にも、“ミラクル5”を期待したい。

　恐れるな。侮るな。集中だ。決して勝てない相手ではない。ひとりの闘志あふれるプレイに触発され、他の選手達もいいプレイをする。仲間が発する情報を、五感を研ぎ澄ませて受け取り、ゲームの「気配」を感じ取って欲しい。決して『気持ち』で負けては、いけない。最後まで、諦めるな。ゲームができることの幸運を、再認識して欲しい。全身全霊をかけて、戦ってくれ。

　奮起せよ、神戸製鋼。　いいゲームを期待している。