○○総研ってナニ？

　以前、某A庁からの仕事を受けた。内容は、ある商品について「適正価格を割り出す」ということだ。これには、数量化Ⅰ類という統計学の手法を使い、商品機能と価格の妥当性を知る数式を見事にはじき出した。先方も驚き、次も仕事の依頼がくると思っていたが、どうやら入札で価格を下げてきて○○総研さんが取り返したらしい。

　しかし、○○総研さん、あなた達が同じ手法を使えるとは、到底、考えられないよ。某A庁も、それでもいいの？いくら入札価格が安かったとはいえ、それって“デキデキ”なんじゃないか？と勘ぐりたくなるよ。

　某A庁の仕事がそんなに欲しい訳じゃない。
でもね、イラクにしろPKOにしろ、各地の前線に派遣されている部隊は、『命』かけてるんだ。それに、そのお金を払っているのは税金＝国民なんだよ！庶民は、給料からたっぷり税金引かれて、つつましく暮らしているっていうのに、そのお金を、テキトーに計算した結果を根拠に、武器や戦車、買ったりしていいの？

　計算式もしらない○○総研からきた価格なんて、妥当性なんて何にもないのに。

　まあ、軍事製品を国内で一番提供しているナントカ重工の窓口、つまり手先をしている研究所だから、こんないい加減なことも、まかり通っちゃうんだろうね。
　
　某A庁も○○総研も、お互いに利害が一致したんでしょうか。某A庁は、自分の懐は痛まないもんね。○○総研も、価格が安くても某A庁の仕事取れた方が“売り”になるもんね。
　あーあ、腐ってるよ、両方とも！手法も持たない○○総研に、ナアナアな某A庁。こんなヤツラに、国防なんてとても無理。平和ボケしてるよ！甘いね、緩いね、呆れるね。日本の防衛は、大丈夫か？