PNC 日本代表－サモア代表 結果

パシフィック・ネイションズカップも早いものでRound4が終了。仙台ではいいディフェンスを見せてくれた日本代表ですが、ノートライに抑えられてしまいました。

【結果】
2007年6月16日(土)　ユアテックスタジアム仙台　14時キックオフ
日本代表　●　3-13　○　サモア代表　（前半　3-0）　
(日本代表　T0G0PG1DG0　:　サモア代表　T1G1PG2DG0)　

【出場メンバー】
FW：1西浦達吉、2松原裕司、3相馬朋和、4大野　均、5ルーク・トンプソン、6ハレ・マキリ、7グレン・マーシュ、⑧ 箕内拓郎
BK：9吉田朋生、10安藤栄次、11遠藤幸佑、12大西将太郎、13今村雄太、14クリスチャン・ロアマヌ、15ブライス・ロビンス
Re：16山本　貢、17山村　亮、18熊谷皇紀、19渡邉泰憲、20矢富勇毅、21平　浩二、22有賀　剛

前半、ほとんどの時間を敵陣で戦うも、サモアの厚いディフェンスに阻まれトライを奪えない。決定力に欠けるジャパンは、接点からの球出しにスピード感がない。相手陣で戦っているのだが、なんとももどかしい展開。あとワンテンポ早ければ、と惜しい場面も。結局、PGを1本決めて3-0　と僅かだがリードして終わる。

この点差に抑えられたのは、1人の相手に2人で激しくタックルを喰らわせていたからだろう。オーストラリアA代表には、ワイドにボールを動かされてディフェンスに穴があき、トライを奪われていたが、この点は修正されていたようだ。厳しいタックルは見応えがあったし、ディフェンスへの意識は高かった。

後半も、サモアの巨漢たちを粘り強く止める。ジャパンのプレッシャーにサモアも焦り気味。マーシュの運動量の多さと上手さを改めて実感。ラックではFWの選手たちが、しつこく、しつこく絡み自陣に攻め込まれても集中力が切れずに守り続けた。

が、29分、ディフェンスが外に振られ、できたギャップを抜かれてトライを奪われる(G成功)。後半の後半の苦しい時間帯にやられてしまった。そして36分、ジャパンは敵陣ゴール前5mでのマイボールラインアウトの絶好のチャンス。しかし、このラインアウトのキャッチに失敗し相手ボールに。あー、なんということだ。惜しい、あまりにも惜しいぞ、ジャパン。その後も、トライは奪えずこのゲームはノートライに終わる。

ディフェンスには改善が見られたが、得点する決定打が見出せないゲームだった。次のJr.AB戦では、更に賢さが要求されるだろう。箕内キャプテンは、おそらく怪我で出場できないだろうが、こういう時こそ、勇気と気持ちを強く持って戦って欲しい。

コメント 6

ノートライは、つらいねぇ。＾＾
by (2007-06-21 13:19) 

☆こうちゃん
つらいねぇ・・・。せめて1本ぐらいは獲らないと。んー。
by サファイヤ (2007-06-21 19:27) 

確かにディフェンス力は大幅にアップしましたが、攻撃力のレベルアップは難しいのでしょうか？それとも必殺のサインプレーを秘かに熟成中なのでしょうか？
by IXY-nob (2007-06-21 21:48) 

サモアを１トライで押さえたのは評価できますね。
あと1ＰＧは決めて欲しかった。
by あまちゃん (2007-06-21 21:48) 

テレビで見ていましたが･･･なんとじれったい試合をするものかと･･･

強力なトライゲッターがいれば、それを囮にとか作戦が広がるのにね･･･。
やっぱり大畑かなぁ。ネームバリューあるしね。
あと、アレジもW杯でるといってリハビリしているようですね。

今は、産みの苦しさということで･･･でも、現状の代表は「もしかしたら？」というのを見せてくれているので、その点では試合を見ていても今までよりは面白いですね。
by kusama (2007-06-23 09:20) 

☆IXY-nobさん
ジュニアAB戦でも、前半ではディフェンスが機能していましたね。
PNCも終わり、ひと段落。ワールドカップに向けて、攻撃力が上がることを期待します！

☆あまちゃん
そうですね。相手に点を獲らせなかったことは、少しずつですがチームとしても向上しているのでしょう。
あとは、攻撃力の向上です。PGは勝負を分けることもありますので精度を上げて欲しいです。

☆kusamaさん
私もじれったかったですよ。あと少しなのに、ゴールラインが遠いこと。
BKに展開した時にスピードが遅くなるのが気になります。
大畑、アレジ間に合うといいですが・・・。無理はして欲しくありませんね。
日本代表の試合は、去年よりずっと希望が持てます。応援したくなりますよ！
by サファイヤ (2007-06-26 22:16)