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ジョン・カーワン監督 NZでうつ病のCMに出演 [ラグビー関連イベント、情報など]

前の記事、かなり文章が踊ってますねぇ。あはは。そんな時もあるってことで、そのままにしておきますわ。

さて、今回はガラっと変わって「うつ病」についてです。

ニュージーランド ラグビーブログさんの3/14のエントリーに、「JKの出演するテレビコマーシャル」というのがありました。

~ 一部抜粋 ~

以下、allblacks.com の記事を、まとめてみた。

ジョンカーワン
もしスーパー14のゲームをテレビで観戦しているのなら、オールブラックスのレジェンドであるジョンカーワンのコマーシャルを見たことがあるだろう。そこで彼は、オープンにざっくばらんに、彼の鬱の経験をカメラに向かって語っている。

「誰かに相談してください。愛する人、医者、精神科医など、誰でもいい。そして、相談した相手がわかってくれなければ、誰か理解してくれる人が現れるまで、相談し続けてください。」

この正直で心からのJKからの呼びかけは、ニュージーランド中に大きなインパクトを与えている。この鬱病に対するキャンペーンは、そのサインを見逃さず、早い段階で助けを求めるために行なわれている。JKのテレビ出演のおかげで、予想以上に多くの反響が寄せられているという。特に、スカイスポーツでスーパー14の試合の間に流されるようになってからの反響は大きい。

鬱病は、個人だけの問題ではなく、その家族にも大きな影響を与える。JKからのメッセージは、重要なサポートとなるだろう。

JKがTVコマーシャルの中で言う。

「もしショックを受けパニックになったら、希望にしがみついて、決して離さないでほしい。」

~ 終わり ~

我らがラグビー日本代表監督のジョン・カーワン氏が、うつ病の経験者だったのです。

日本でも、以前よりは受け入れられる病になったようですが、それでもまだ、本人も、また、周囲の人たちにも変な先入観を抱いている人も少なくないかもれません。

うつ病になりやすい人は、気まじめ、几帳面、仕事いちず、周囲に気配りをするという性格で、社会には有益で気のいい人たちです。自分には関係のないこと、と思っている人でも、なる可能性はあるのです。カーワン監督がCMで訴えたことで、NZでも多くの反響があったように、日本にも、誰にも言えず悩んでいる人がいるかもしれませんね。

もし、そんな人がいたら本人はもちろん、周囲の人も、この病気に対して理解を示してください。うつ病は決して特別な病気ではありません。風邪をひいたらお医者さんに行くでしょう? 胃の具合が悪ければ内科に掛かるでしょう? それと変らないのです。

悩まず勇気を出して専門家の扉をたたいてください。周囲の人たちも、ありのままを受け入れてください。うつ病は適切な処置(投薬)をすれば治る病気です。

3月から4月にかけては、生活の環境が変わる時期です。突然の生活環境の変化が引き金になって発病することは多いのです。もし、自分や周りに、思い当たる節があるという人がいたら、早く専門家に相談してください。

うつ病は、怠け者でもなければ、恥ずかしくもない、誰もが掛かるかもしれない病です。
希望を捨てないでください。

              
         


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らり坊

こんばんわ。私の職場にもうすぐ定年を迎えられる方で、思い当たる方がいらっしゃいます。真面目で物静かな方ですが、1年半前からかなあ。ただ、ご本人はやはり受け入れがたいようで、体調がなぜかおかしいと。病院で検査とかされているようです。でも、病気じゃないんですよね。少し前に、会社の産業医の先生が、セミナーを開催してくれたのですが、若い方向けだったので、「中高年向けの内容も開催してください」とお願いしました。年齢に関係ないですものね。
by らり坊 (2007-03-28 22:07) 

サファイヤ

☆らり坊さん
「定年」というのも危ない時です。今まで“仕事”という生きがいがありましたが、それがなくなってしまう。そういう時は、発病しやすいです。
検査をして体に特に異常がないならば、専門医を受診されることをお勧めします。うつ病は掛かり始めと、治り掛けが危ないです。
by サファイヤ (2007-03-28 22:32) 

僕も両親の相続で兄ともめていた時、
うつ病になりました。
今は、ほとんど、大丈夫だけど、
みんな、危険性はあるよね。^^
by (2007-03-29 00:39) 

サファイヤ

☆こうちゃん
そういう時って、心身ともに疲れて落ち込むよね。
でも、ほとんど快復してよかったね。
あまり無理せずに気をつけてください。
これからも、写真という楽しみを続けてくださいね。

☆カイさん
nice! 毎度ありがと。
by サファイヤ (2007-03-29 15:22) 

気まじめ、几帳面、仕事いちず、周囲に気配りをするという性格・・・・
一つも当てはまらないぞ。
by (2007-03-29 20:56) 

あまちゃん

ジョン・カーワン監督と同じ病気もちとは、妙に嬉しいな。
世界一明るいうつ病患者かもしれない自分。
by あまちゃん (2007-03-29 23:40) 

ケンケン

うつ病は、本人が気が付いていないときもあり、
周囲のサポートが大切ですよね。
ただ、肉親や親しい人の中に気が付く人がいるだけで、
会社では気が付く人がいないような気がします。
仕事の悩みや上司、部下などの関係もしているから
会社のサポート体制もしっかりして欲しいですね。
by ケンケン (2007-03-30 07:07) 

袋田の住職

なるほど、前記事とはだいぶ雰囲気が・・・
周囲の理解とサポートが大事ですね。
by 袋田の住職 (2007-03-31 07:11) 

サファイヤ

☆STEALTH さん
これだけに当てはまらなくても、何がきっかけになるか分かりません。まあ、病気にならないに越したことはありませんよね。

☆あまちゃん
カーワン監督も辛い思いをされたのですね。でも、それを乗り越えてCMにも出演。ラグビーファンとしては、逆に頼もしさを感じます。
あまちゃんも、無理せず気持ちを楽にね。
by サファイヤ (2007-03-31 11:34) 

サファイヤ

☆ケンケンさん
そうですね。本人は気づいていない、受け入れたくないということもあるでしょうし、会社の人に相談することを、ためらってしまうかもしれません。
会社は、仕事とはまったく関係なく気軽に行ける「相談室」のような場所を整えることも必要ですね。
従業員が元気に働ける環境を作ることは、会社にとっても従業員にとってもプラスになるのですから。

☆袋田の住職 さま
お互いに支えたり、支えてもらったりと、どちらの立場にもなりますよね。他の病気と同様、本人は辛いのです。だからこそ理解とサポートが快復へのカギにもなります
by サファイヤ (2007-03-31 12:13) 

U3

はじめまして。たぶんわたしはなりやすいタイプですね。
by U3 (2007-04-01 20:01) 

cloud9

誰でもなる可能性のあるものですからね。
周りの理解とサポートがとても必要になってきますね。
まだ会社などではそこまでの体制が出来ていないような気がします。
by cloud9 (2007-04-01 20:21) 

サファイヤ

☆U3さん
はじめまして。お越しいただきありがとうございます。
なりやすいタイプだとしても、必ずなるわけではありません。そういうタイプなんだと知っていることは、予防にも繋がると思います。

☆cloud9さん
その通りです。周りの理解やサポートがあるか、ないかで快復にも影響があるでしょうからね。会社も体制を整えて欲しいものです。
by サファイヤ (2007-04-02 19:10) 

ラグオ

サァファイヤ さん おじゃまします。
先日は、私のブログにコメントありがとうございました。
サァファイヤ さんのこの記事が何だかとても暖かく感じて
思わずコメントを残したくなりました。

日本ではまだまだ変な先入観があるんですね
その中でサァファイヤさんのこの訴えは貴重だと思います。
実は、私も鬱病なんです。。。
仕事で怪我をして大好きなラグビーがやれなくなって
その後も仕事で無理をしていて・・・
手術をしたのでまたラグビーが出来るようにして
鬱病も治していけたらなって思っています。
まだまだ、心身共にリハビリ段階ですが・・・

ジョンカーワンのCMで多くのNZの人が勇気付けられたと思います。
サァファイヤさんのこの記事も日本の患者に勇気を与えてくれたでしょう。

ごめんなさいね、長くなりました。
これからもラグビー好きでいてくださいね。
by ラグオ (2007-04-04 21:27) 

サファイヤ

☆ラグオさん
いらっしゃいませ。長くても構いませんよ。
こちらこそ、素敵なコメントありがとうございます。
この記事で何かを感じていただけたのだとしたら、私としては、たいへん嬉しいです。

ご自身も怪我がきっかけで患ってらっしゃるのですか。ラグビーもできなくなったとはショックですね。
でも、カーワン監督も言っているように、希望にしがみついて離さないでください。

ゆっくりと焦らず、心身共に治して、きっとまたラグビーを始めてくださいね。

ラグビーのない生活なんて、いまの私には考えられませんよ♪
by サファイヤ (2007-04-06 21:54) 

norinori

私も実は自律神経失調症になったことがあります。
今は大丈夫です。
誰かに相談しないことには始まらないですね。
ジョンカーワン監督が言うように、理解してくれるのは誰でもいいと
私も思います。
私もそうでしたが、人から言われてもすぐ病気だとは認めたくないものです。
結局、勇気を出して専門家に診てもらうしかないですね。
今回の記事で、ジョンカーワン監督が何か身近に感じました。
by norinori (2007-04-12 17:16) 

サファイヤ

☆norimoriさん
その病気、辛いですね。私もなったことがあります。自分ではどうにもならない歯がゆさと、苦しさ。自暴自棄になってしまいそうでしたよ。
でも病院に行き、適切な薬を処方してもらったら、とても楽になり早くこのお医者さまと出合っていればよかったのに、と思いました。
カーワン監督のこのCMお陰で、助けられた人たちもいることでしょうね。彼を信じて日本代表を応援したいです。

☆イッキさん、IXY-nobさん
nice! ありがとうございます。
by サファイヤ (2007-04-13 22:29) 

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