日本選手権 決勝 三洋電機対サントリー 結果 [ラグビー日本選手権]
奇しくもマイクロソフトカップ決勝戦と同一カードとなった、日本選手権の決勝戦。秩父宮で観戦しました。いやー、面白かった~。
野武士軍団の堅守が、ゴリラたちの攻撃を封じ込めちゃった~。
日本選手権決勝、三洋電機ワイルドナイツ対サントリーサンゴリアスは、40-18で、三洋電機が初優勝しました。
【結果】
2008年3月16日(日) 14時キックオフ 東京・秩父宮
三洋電機 ○ 40点 (前半17点 2T2G1PG0DG 後半23点 2T2G3PG0DG)
サントリー ● 18点 (前半11点 1T0G2PG0DG 後半 7点 1T1G0PG0DG)
三洋電機、SOトニー・ブラウンのキックオフ。前半6分、まずは三洋電機がPGを決め先制する。続く8分には、敵陣でのマイボールラインアウトを奥に投げ入れ、右から左へ大きく展開。FB田邉が相手ディフェンスを交わして右隅にトライ。自ら難しい角度のゴールも決めて早い時間でリードを広げる。
さらに16分、三洋電機10→13→12→11とBK陣でつなぎ、サントリーのディフェンスを切り裂いてWTB三宅が中央にトライ(G成功)。
勢いづく三洋電機に対し、サントリーは防戦一方で、敵陣深くに入りドライビングモールでゴールラインを目指すが、ターンオーバーされトライチャンスを逃す。モールも三洋電機に押し返される場面も見られた。
25分、サントリーがPGを決め、ここからリズムに乗るかに思われたが、その後も敵陣ゴールライン前でサイドアタックを繰り返すも、三洋電機の粘りのディフェンスに攻めきれずノットリリースで相手ボールに。
しかし、34分にサントリーが三洋電機のディフェンスのギャップを突き、FB有賀が大きくゲインをすると、最後はCTBニコラスがトライを奪う(G失敗)。前半終了間際の40分、サントリーがPGを決め6点差でハーフタイム。
後半3分サントリーのインテンショナルノックオンで、三洋電機がPGの3点を追加し引き離しにかかる。さらに8分には、右サイドから左サイドへ展開、SOトニーブラウン→No.8龍コリニアシとパスが繋がり、サントリーのディフェンダーは左に振られる。完全にスペースが空き左中間にトライ(G成功)。三洋電機の選手たちは、それぞれが好判断と勢いに乗り、縦に横に動き相手ディフェンスを撹乱した。
後半の後半、サントリーも三洋電機陣でのラインアウトからモールで迫るが、トライには至らず。タッチキックがタッチインゴールを割るというミスもあり、チャンスを逃す。三洋電機の激しいタックルに、ことごとく出鼻をくじかれ攻めあぐねる。31分、サントリーもWTB小野澤→CTB平とつなぎ左隅にようやくトライを奪う(G成功)。
しかし、35分には三洋電機のNo.8龍コリニアシがディフェンダーをすっ飛ばしてゴールポスト下にトライ(G成功)を決めると、勝負あった感である。39分には、三洋電機がさらにPGを追加して勝利した。
この試合、最初から三洋電機には「何が何でも勝つ!」という意気込みと勢いが感じられました。サントリーは、前半の後半こそ、盛り返しそうになりましたが、三洋電機の穴の開かないディフェンスの包囲網に、気持ちもプレイも乱された感じでした。三洋電機の選手たちは、厳しいタックルを連発。特にCTB霜村のタックルは、目を見張るものがありました。選手個々の力のベクトルが同じ目標に向かった時、その力が技量の差を埋めるのかもしれないですね。いや、三洋電機はいい選手たちが揃っていますよ。たまたまで、ここまで来られるとは思えないもんね。
三洋電機は悲願の日本選手権初優勝。今まで一度も優勝していなかったのが不思議なくらいです。神戸製鋼とも幾多の死闘を繰り返した三洋電機さん、おめでとうございます。三洋電機の「勝ちたい」という気持ちがプレイに表れた内容でした。粘りのディフェンス、お見事でした。
野武士軍団の堅守が、ゴリラたちの攻撃を封じ込めちゃった~。
日本選手権決勝、三洋電機ワイルドナイツ対サントリーサンゴリアスは、40-18で、三洋電機が初優勝しました。
【結果】
2008年3月16日(日) 14時キックオフ 東京・秩父宮
三洋電機 ○ 40点 (前半17点 2T2G1PG0DG 後半23点 2T2G3PG0DG)
サントリー ● 18点 (前半11点 1T0G2PG0DG 後半 7点 1T1G0PG0DG)
三洋電機、SOトニー・ブラウンのキックオフ。前半6分、まずは三洋電機がPGを決め先制する。続く8分には、敵陣でのマイボールラインアウトを奥に投げ入れ、右から左へ大きく展開。FB田邉が相手ディフェンスを交わして右隅にトライ。自ら難しい角度のゴールも決めて早い時間でリードを広げる。
さらに16分、三洋電機10→13→12→11とBK陣でつなぎ、サントリーのディフェンスを切り裂いてWTB三宅が中央にトライ(G成功)。
勢いづく三洋電機に対し、サントリーは防戦一方で、敵陣深くに入りドライビングモールでゴールラインを目指すが、ターンオーバーされトライチャンスを逃す。モールも三洋電機に押し返される場面も見られた。
25分、サントリーがPGを決め、ここからリズムに乗るかに思われたが、その後も敵陣ゴールライン前でサイドアタックを繰り返すも、三洋電機の粘りのディフェンスに攻めきれずノットリリースで相手ボールに。
しかし、34分にサントリーが三洋電機のディフェンスのギャップを突き、FB有賀が大きくゲインをすると、最後はCTBニコラスがトライを奪う(G失敗)。前半終了間際の40分、サントリーがPGを決め6点差でハーフタイム。
後半3分サントリーのインテンショナルノックオンで、三洋電機がPGの3点を追加し引き離しにかかる。さらに8分には、右サイドから左サイドへ展開、SOトニーブラウン→No.8龍コリニアシとパスが繋がり、サントリーのディフェンダーは左に振られる。完全にスペースが空き左中間にトライ(G成功)。三洋電機の選手たちは、それぞれが好判断と勢いに乗り、縦に横に動き相手ディフェンスを撹乱した。
後半の後半、サントリーも三洋電機陣でのラインアウトからモールで迫るが、トライには至らず。タッチキックがタッチインゴールを割るというミスもあり、チャンスを逃す。三洋電機の激しいタックルに、ことごとく出鼻をくじかれ攻めあぐねる。31分、サントリーもWTB小野澤→CTB平とつなぎ左隅にようやくトライを奪う(G成功)。
しかし、35分には三洋電機のNo.8龍コリニアシがディフェンダーをすっ飛ばしてゴールポスト下にトライ(G成功)を決めると、勝負あった感である。39分には、三洋電機がさらにPGを追加して勝利した。
この試合、最初から三洋電機には「何が何でも勝つ!」という意気込みと勢いが感じられました。サントリーは、前半の後半こそ、盛り返しそうになりましたが、三洋電機の穴の開かないディフェンスの包囲網に、気持ちもプレイも乱された感じでした。三洋電機の選手たちは、厳しいタックルを連発。特にCTB霜村のタックルは、目を見張るものがありました。選手個々の力のベクトルが同じ目標に向かった時、その力が技量の差を埋めるのかもしれないですね。いや、三洋電機はいい選手たちが揃っていますよ。たまたまで、ここまで来られるとは思えないもんね。
三洋電機は悲願の日本選手権初優勝。今まで一度も優勝していなかったのが不思議なくらいです。神戸製鋼とも幾多の死闘を繰り返した三洋電機さん、おめでとうございます。三洋電機の「勝ちたい」という気持ちがプレイに表れた内容でした。粘りのディフェンス、お見事でした。
おー、サントリーの監督が「完敗です」といったのが
印象的でした。
by こうちゃん (2008-03-19 10:29)
ReTBさせていただきます。今回はアップ早かったね(^^)
あの日も酒宴で盛り上がりました・・・アハハ
by SANDA (2008-03-19 11:22)
☆こうちゃん
あの内容と点差じゃ、「完敗」と言わざるを得ないでしょうね。
☆SANDAさん
TB返しありがとうです。
いやー、何とかアップしたけど、ソネブロさんったら使いにくくなって、大変よぉ。TB送るのも時間がかかるったらない。
しかし、ここらで書いておかないと、きっと書かず仕舞いになりそうなので、とりあえず上げちゃいました~。写真も追々、加える予定。さて、いつになるか・・・。
あっはは。やっばりその後の“酒宴”は、盛り上がりましたかー。
そうでしょう、そうでしょう。盛り上がらないハズがない(笑)!!
で、誰が一番、暴れたの?(^o^)
by サァファイヤ (2008-03-19 18:36)
NHKの解説者が言っていましたが、佐々木とメイリングが欠けたことでディフェンスのシステムが狂っているようでした。やはり、トップレベルのゲームではディフェンスの差が試合を分けるのですね。TBありがとうございました。お返ししておきました。
by IXY-nob (2008-03-19 19:51)
宮本監督やめちゃうんですねえ。びっくり!
by らり坊 (2008-03-19 22:27)
試合終了後の「これから歴史の始まり」でしったけ、
この言葉が、非常に印象に残りました。
さすがに、同じ相手に二度も負けられないという意地というか
勝ちたい気持ちがあったからだと思います。
by ケンケン (2008-03-20 00:47)
TBお~きにでした!それにしても面白い試合でしたね~!来季も楽しみです!
by THIRDROW (2008-03-20 00:52)
この試合、ニュースで知りました。
三洋電機が「悲願の」初優勝というので、ビックリ。
もうとっくに優勝してると思っていました。
相手がサントリーというのも、三洋の強さが目だって良かったです。
本当はサントリーの方に愛着があるんだけど。。
by 柴犬陸 (2008-03-20 11:05)
☆IXY-nobさん
そういう解説でしたか。それではディフェンのスシステムも狂いますね。
その狂いがミスを生み、ペースをつかめずに終わってしまった感じです。
一つのミスが勝負を分けますからね。TB返しありがとうございます!
☆らり坊さん
私もびっくりしましたよ!
急遽、招聘された時はどん底だった三洋を、見事に優勝させた手腕は立派です。会社でもその手腕を発揮して欲しいですね。
by サァファイヤ (2008-03-20 20:42)
☆ケンケンさん
まだ録画を観ていないので、その言葉は聞いてないんです。
頂点に立つと、今度は追われる立場になりますからね。
早くも来シーズンが楽しみです。
このゲームの三洋の選手たちの戦意は、凄まじかったですよ!
☆THIRDROWさん
TBだけで、コメントを入れずにすみません。
はい、面白かったですよ!
主将の山下大悟が、声を張り上げてチームメイトを鼓舞していたのが印象的でした。迫力ありました。
by サァファイヤ (2008-03-20 20:52)
☆柴犬陸さん
そうなんですよ。私も、「あれ? 優勝してなかったっけ?」と意外でした。
今まで「優勝目前」まではあったんですけどね。
今シーズンの三洋電機には、活き活きとした勢いがありましたね。
この決勝に限らず、面白い試合をしてくれました。
☆nice! 押してくれた皆さま
ありがとうございます。
by サァファイヤ (2008-03-20 20:58)
三洋の圧勝でしたね。
しかし、トニーブラウンはうますぎる。
by あまちゃん (2008-03-21 00:44)
☆あまちゃん
決勝でここまで差がつくとはちょっと意外でした。
ほんと、トニー・ブラウンは上手かったですねー!!
蹴って、タックルして、ターンオーバーして、とどんだけ働くぅ~?
でしたよ。
それに、もうスーパー14でプレイしているとは、並の体じゃないですよ!
by サァファイヤ (2008-03-23 15:01)